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なぜ、カタカナ表記? 「霊」という言葉を見直そう

公開日: 2008年9月8日月曜日 「霊的」ということ 宗教にまつわる話

久生十蘭(ひさお じゅうらん 1902-1957)の

短編小説「ハムレット」冒頭部に

「・・・六十歳ばかりの老人だが、
 このような霊性を帯びた深い表情が日本人の顔に
 発顕するのはごくまれなので、いったいどういう
 高い精神生活を送ったひとなのだろうと
 眼を見張らせずにはおかなった。」

という文章がある。

これを、
自分はいつ読んだのだろうか?
20歳前後だったか?もう少し後か?

とにかく「霊性」という言葉がごく自然に使われているところに
始めて出会った文章であった。

自分にとっては、「霊性 spirituality」という言葉を
辞書で調べるまでもなく、
この文章からだけでも
高い精神性のことを指す言葉であることは一目瞭然であった。

しかし、「精神性」ではなく「霊性」

やはり「霊性」と言った方が良い理由があるのだろうか。
「精神性」と「霊性」の違いとはなんだろうか?

などと、この文章に出会って以降、あれこれと考えるようになった。



そして、現在

「スピリチュアル」というカタカナ表記があふれている状況を
目の前にして自分は、非常にむずがゆい。

なぜ、カタカナ表記!?

霊性、霊的、でいいじゃないか
「霊」とは意味深いニュアンスなのに・・・

もしかして、陰気なイメージとか
おどろおどろしいとか考えているのだろうか?

それはこれまでの人が作ってきたイメージにも問題がいくらかある。

もともと「霊」というのは

(1)物質の次元ではない存在についての言葉、
 あるいは、肉体の死後に存続する存在を指す。
 関連する言葉として、
 霊魂(れいこん)、霊魂(みたま)、魂(たましい)、
 魂魄(こんぱく)など

(2)目には見えず、人知では計り知れない不思議な働きや力、
 あるいは尊いことを指す。

(1)(2)を併せて持つ意味で、
単に幽霊の話ではなく、(2)を考えるとわかるようにそこには人知を超えた不思議があり、
そこに(1)をからめると肉体以外の人間を表すもので、不思議な働きのことを言い、
加えて類義語からは、
死後の人間の表現が多様にわたっていることから、
霊とか霊魂とかは単純ではないことを考えるキッカケになる重要な言葉であるはずだったのに

なぜ、カタカナ表記にしたのだろう?

スピリチュアル・・・

奥深さが、薄っぺらになってしまったような残念さが・・・ああ・・・


で、せっかくなので、「霊」という漢字の異体字を見てみると
もっと、字の持つ雰囲気を感じ取れるかもしれない、
と考えたので

以下に「霊」と、その異体字「靈」を2つ並べてみる


個人的には、異体字の「靈」という字を見ていると、この漢字1つだけで
護符の模様のような迫力を感じる。

漢字というのはなかなか不思議で奥深いものである。

たとえば、篆書(てんしょ)という書体を参考にパソコンで書道もどきをやってみた。
以下に霊魂という字を示す。

あれ、ちょっと不気味ですか?
やりすぎましたか?

まあ、確かに鬼気迫るものはあり、
なんか、怖い印象もある。

しかし、まあ
逆にそれが字や言葉の持つ力を感じさせてくれ、

カタカナでは伝えることの出来ない
「言葉の力」を感じられるので

個人的には、好きなんですけれど・・・

結局、こういう情緒や趣向は
どんどん、忘れ去られていくのだと、
なんだか、寂しい気持ちになりました。

さて、
今回は、字や書体の話で
ある意味、
どうでもいい話を延々としていたような気もして
やや反省気味ですので
今度は、内容を真面目に考え、


について書いてみたいと思います。



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