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私は「邪霊」になりました・・・(もしもの世界)

公開日: 2008年9月3日水曜日 「霊的」ということ 創作童話-もしもの世界


(創作童話−もしもの世界) ※この話はフィクションです


私は「邪霊」になりました。
望んでこうなったわけではありません。

ただ、邪霊になる「もと人間」は
相当な数にのぼるとのことです。

自分は、
地上にいる時は、
宗教に興味がありましたし、
人を傷つけるのは好きではないので
金儲けに走ることもなく、
むしろ福祉ボランティアなど
人のためになるような活動も行っていました。

心理学の勉強も好きだったので、
自己の心理を見つめるのは
他の人よりは、幾分得意な方だと感じていました。

心理学の勉強は仕事とも関連していて
というのは、仕事柄、サービス業にあたることもあり、
クライエントの満足度調査も丹念に行うことで
仕事の成果をより充実したものにすることが
出来るので、自分のためにも他の人のためにも
なったと思っています。

仲間内からは、まずまず信頼されていたように思います。

伝統的な宗教の本も読んでいましたが
私が生きていた当時は、
何かと精神世界の本などがブームでしたので
自己中心的にならずに、自分の魂のレベルを
あげることを重要と考えました。

それで、
ポジティブに物事を考えるように努力しましたし、
怒りの心を出さないように、よく反省していました。
そんなところもあってか、何かと人の相談にのることは
多かったと思います。

また、霊的なエネルギーというものが
存在するという話も耳にしたことがあるので、
いろいろな本で取り上げられている
「聖地」や力のあるといわれる土地、
そして古くからある神社仏閣にも出かけました。
そうしたところは
自分と同じことを考える人がいるのか
多くの人でにぎわっていました。

どうして死んだのかは
あまりよく覚えていないのですが
何かの事故に巻き込まれたのかもしれません。

体は健康な方だったので病気ではありませんし
他に思い当たらないのです。

死んでから気づいた時には
周りに誰もいないので
誰かが迎えに来てくれると思っていて
そのうち何とかなるとあちこち移動していました。

そこである霊魂との出会いがありました。
彼は、私に優しく話しかけてきて

「行くところがわからず困っているんだろう
 教えてあげるから一緒においでよ」

と言いました。

自分は、死後こうなるだろうという
漠然としたイメージをもっていたので
優しく話しかけてくれた彼に道すがら
あれこれ話しかけてみました。

すると、彼は、

「君は、見込みがある。
 はじめて見た時からそう思っていたんだ。
 そんなに宗教や霊に詳しい人間は、
 是非とも霊の世界の役に立って
 人間を導いてもらいたい」

と言い、みんなに紹介したいとつれていってくれたのです。

その「みんな」のところへ行って
はじめて自分はとんでもない世界にきたことを知りました。

途中は省きますが、

結局、私は「邪霊」と呼ばれるような存在になったようです。
今では、地上の人間を観察して
やがて自分たちの仲間にするために
誘導しやすい人間を捜すのが役目です。

しかし、
どうして私はこんな境遇になったのでしょう。
仲間に言わせると、

「オレもおまえも霊魂のレベルは似たようなもんだろう」

ということだそうです。
残念ながら自分の霊魂としての体は、確かに大したことは
ないように思います。

ということは、
自分は霊的成長がなかったということなのでしょうか。
どんなに地上の時のことを思い起こしても
理由も思い当たりませんし、
高等だといわれる霊的な本もよく読んでいたので
決して唯物的な人間ではないし、
むしろ、
いわゆる「高級霊」に出会うことがあるだろうと
期待していたくらいです。

しかし、
自分たちの本来の世界には
力と命令と暴力だらけで、
高級な霊魂はどこにも見当たりませんし、

また、今、地上のあちこちを見回しても
「高級霊」と世の中で呼ばれていた存在が
本当にいるのかどうかもわかりません。

したがって未だに自分を助けてくれるような
高級な存在に出会ったことはありません。

ただ、同じグループではない
霊魂集団とは接触しないよう注意しないと
力と力の争いになるので気をつけないとなりません。

私は、自分より力のある強い霊魂の命令を聞いて
人間たちを仲間にいれるため地上をうろつく「邪霊」になりました。
とはいっても、私は「邪霊」のなかでも力の弱い下っ端です。
私に命令する強い霊魂はとても恐ろしく、
あれが本当の邪霊のように思いますが、
まだまだ上には上(下には下?)がいるようです。

そんな下っ端邪霊の自分ですが
人間がときどき勘違いをしていて
人間の何倍も自由にあちこち動いたり
飛び回ったりすることさえ出来る自分たちを
「地縛霊」などと呼んでいるところをみていると、
確かに、人間は霊魂の世界のことを何も知らないのだ、
ということはわかってきました。

とはいうものの、
自分たちのような邪霊が
落ち着ける場所と、あまり行きたくない場所の
それぞれがあるのは事実です。

ごくたまにそういう行きたくないところがあります。
それは、我々からは見えづらい人間達の集団のようですが
よく見えないので、詳細はわかりません。
もしかすると、そういうところに行くと
「高級霊」との接点があるのかもしれません。

しかし、今の自分は、そういう場所に行くのが
息苦しいのです。

そういえば、
私や仲間が知らないような
霊的な秘密をもっているような人間の集団があれば
予想もつかないようなことがあるかもしれないと
先輩霊魂に注意をうけたことはありました。

けれどもどうなんでしょう、
地上というのはむしろ我々のような存在の方が
多いのではないかと思われます。
もしかすると、人間を導く霊魂というのは
実質上は、われわれ「邪霊」のような存在のことを
いうのではないかとさえ考えることもあります。

それで、少しずつ分かってきたことがあります。
どうも、人間たちは
結果としてわれわれ「邪霊」のようなものたちと
接する機会が多いようです。

詳しいことは言えません。
それは、われわれへの対策をとられると
われわれが困ることになるからです。

たとえ、言ったところで、生前の私と同じで
「そんなはずはない!」
というように、それを重大なこととは誰も思わないでしょうから
人間たちに知られてもあまり問題はないのでしょうが。

とにかく、現在の状況では
人間を導く霊魂というのは、
実質上は、われわれ「邪霊」のような存在のことを
いうのだと思います。

ただ、痛い目や死にたくなるような目に遭うことが多いので
自分は決して天国や極楽にいるとは全く思えません。
むしろ自分のいるところは地獄だと思いますが、
逆らったり逃げ出すことさえ出来ない状況です。

けれども仲間の話によると
地獄というのは、こんなものじゃなく
もっと大変なところじゃないかというのです。

しかし、私には自分のいる世界は地獄も同然です。


(つづく・・・?)


※この話は、私が30歳代で死んだらこうなったかもしれない
 とのフィクションです。
 ただし、どこまでがフィクションかは読む人の判断にお任せします。
 決して、「○○をしたから邪霊になった」というような
 単純なことをいっているわけではありませんのでご理解下さい。

※正直、只今現在は、霊的修行を日々行えることを心底感謝しています


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