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月夜に弟子二人…その1…(ちょっと想像)

公開日: 2008年11月17日月曜日 「霊的修行」 創作話集-「ちょっと想像」


(創作話集−「ちょっと想像」) ※この話はフィクションです


月夜に弟子二人が、歩いている
般若湯でも嗜みに行く途中であろうか・・・

後輩の弟子M氏と先輩の弟子E氏の語らいが
続いている・・・
M「修行をよりよく進めるには
  どうしたらいいのでしょうか。」

E「うーん、じゃあ、反対に質問するけど
  修行がより悪いとはどういうことなんだ。」

M「集中できないとか、
  別のことに気をとられるとか、
  気が散るとか。」

E「うんうん。そうだね。
  じゃあ、その反対になるように
  努めるといい。」

M「それだけでいいんですか?」

E「それだけ?
  というけれど、これがねぇ・・・
  どうだい、本当にできるかい。」

M「…いえ、あまり上手には。
  むしろ、ボロボロです。(恥)」

E「まあ、なんだ。
  もっとも、集中できたから、
  気が散らないから、
  だから、いい修行だった
  とは簡単には言えないけど。」

M「あー、
  煙にまきましたね。
  かわされるような気はしました。
  もっと、肝心なコツというか
  そういったことを聞けると
  思ったんですけど・・・」

E「ふーん、困ったな。
  どうも、よくない。
  一足飛びに『よい』状態に
  たどり着きたくて、
  うずうずしてるってことかな。」

M「そうかもしれませんが、だめですか。」

E「そう、それがちょっと困ったもんなんだ。
  いいとかだめとかすぐ白黒つけたり
  功利判断しようとする。
  修行の達人も初心の頃は紆余曲折あるんだよ。
  大きな方向で問題なければいいんじゃないかな。
  人間は未熟で不完全だ。
  日々の善し悪しをみれば
  情けないくらい日々迷っているものだよ。」

M「でも、僕はいい修行をしたい。」

E「いい修行ねぇ。
  それは何か成果を期待しているんだろう。
  今日の修行はうまくいった。
  きっと自分は成長しているんだ、
  という満足感、とか。」

M「…それは、みんな普通に
  もっているんじゃないですか。」

E「そう、普通の一般的人間ならね。」

M「どうせ僕は、普通の一般的人間です。」

E「あはは、すねるなよ。
  普通の一般的人間だから修行するんだよ。
  特別な人間なら違うかもね。
  オレもキミも一般的人間なんだ。
  だから日々の生活だけで向上しないから修行している。
  いいじゃないか。」

M「先輩は、修行の成果を期待しないんですか。」

E「そんな聖人みたいなことは言わないよ。
 『無功徳の功徳』って禅のモットーだったか、
  そんなのにはほど遠いなあ。
  日々修行すれば日々気になる。
  気になってあれこれ考える。
  しかし、なかなかわからない。
  そして、そんなことで
  あれこれ頭をひねっていることが
  なんだかだんだん情けなくなってくる。
  でも本当は、日々、気にしているだけどね。
  あはは。」

M「なんだか、先の見えない
  『山登り』のように思えてきました。」

E「人生だって、先が見えないだろう。
  同じだよ。
  続ける価値がある、と思えるものは続くし
  成果の現れないことに待てなくなったら
  やめるだろうし。
  ・・・
  ただ、現代社会では生きていくために
  やむを得ないとはいえ、
  損か得かの功利判断に影響された
  『修行の成果がでない』という疑問は
  本人には相当悩ましいものなんだよな。
  だから、一人で悶々とするより
  いろいろ相談してかまわないよ。
  ・・・
  ただし、芽が出たり花が咲いたりするのが
  いつなのか、なかなかわかるものではない。
  それで自分はある時ふと思った。
  花が咲くまで『山登り』を続けるというのも
  日々の修行と同じように、
  これも修行なんだ、と。
  その一足その一足が、
  高貴な光に向かう花、
  その花を育てる栄養になっていくと
  オレはそう思うけどね・・・」


さてさて、
二人は月夜に何処までいくのやら・・・

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