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パイドパイパー(笛吹き男)は霊的道標?…(ちょっと想像)

公開日: 2009年1月29日木曜日 創作話集-「ちょっと想像」


(創作話集−「ちょっと想像」) ※この話はフィクションです


男が笛を吹く。

子供達はいつしかいなくなった。

という「おはなし」を振り返ってみる


この話の歴史的な元ネタは今ひとつはっきりしないようである。
一方で、
この話が何らかの形で語られるとき、多くは
「子どもの誘拐」という悲劇的な色づけが強調される。

しかし・・・

もしや、この話が形成されていく過程で
その中に、何らかの隠された意図も
あったのではないだろうか?

と、あれこれ空想して、
自分の中で一応の形で落ち着いたのが
これから記述する話である。

では以下、
皆が語らない側面の
「パイドパイパー(まだら色の服の笛吹き男)」の話を・・・

はじまりはじまり・・・


上の絵からもわかるように、
川の流れを下って、人々の住む世界にやってきた男がいた。


と伝承されている。

さて、
その川の上流から下ってきた男と
街の人々との間に何があったのかは
正確にはわからない。

おそらく、男は、
街の人達からお礼をもらえなかったというような
単純なことではなく、

街の人達に、ある「変更」や「変化」や
なにかしら、その街が将来に向かって
変わっていくような、「変えていく行動」を
持ちかけたのではないかと思う。

しかし・・・

長年、自分たちの風習に染まってしまった住人は
いまさら、価値観や考え方を変えようともせず
男を無視した。

男は、確信した。
「この街には、もう未来がない・・・」

男は、もといた世界に戻ろうと
帰路につく傍らで
まだ見込みのあるもの達に
街よりももっと良い世界に向かう道を
紹介したいと考えた。

しかし、
道を紹介したとて
歩くかどうかは本人の自由意志次第である。

ダメでもともと、
と、男は
目覚める人間にだけ聞こえる音色を奏でる

パイドパイパー(笛吹き男)となった。


あるいはそれは笛ではなく
ある古い書物に書かれているような
ラッパだったのかもしれない。


さてその
パイドパイパー(笛吹き男)の音色を聴き取り、
その音色が心の奥深くに響いた人間達もいた。

彼らは、
自分を見失ったのではなく
自分を見つけたのである。
ここは重要である。
多くの解釈では笛の音色に盲従しているように言うが
おそらく、そうではなく、
例えて言うと、笛の音色が高い部分の・・・・・・
(すみません、中途でぼかします)


そう・・・
彼らは、
街の多くの住人のようではなくなり
まるで目覚めたがごとく
自分についてよくよく考え
何をなすべきかを
思いめぐらし、

そうして
自らの足で歩く人達となっていった。

その「自ら歩いていく人達」は、
次第に
パイドパイパーのまわりに増えていった。

パイドパイパーと周囲の人達は
物語の上では、
「消えてしまって帰ってこなかった」
と記されている。

おそらく彼らは、
目覚めることで、新たな価値観を身につけたので
街で暮らすというような、
この世的な価値観の方に戻るのではなく、
新たな方向へとどんどん歩んでいったのでは
ないだろうか、

と自分は思っている。

すると
パイドパイパーと周囲の人達は
結局、どこへ行こうとしたのだろうか?

上の絵では、
人々が普通に暮らす街という世界を離れ、

上方へと
山を目指して
少しずつ歩んでいるように見える。

上方へ・・・上方へ・・・




ところで、
残された人達は
これをどうとらえたのか。

たぶん・・・


「パイドパイパーは悪い男で
 人々をかどわかし・・・

 そう、
 そんなに簡単に欺されるんだから
 多くは子どもにちがいない。

 僕らは大人だから
 欺されるもんか。
 自分たちの価値観を捨てるもんか。
 このまま生き続けるんだ。

 パイドパイパーは
 人々をかどわかし
 街の人々を仰天させる
 あれは、悪魔の使いだ。」


・・・・・・

「パイドパイパーのお話」 とは?

もしかするとこれは、

ある地獄のような気の毒な世界
そこに住んでいる人達のもとを訪れ、
自分の声を聞いてくれる人に
道を示そうとしたけれども
最後まで人々に理解されることのない、
「天からの御使い」の物語かもしれない。


今の世の中に
もしパイドパイパーがやってきたとして

人々は、気づくだろうか?
そして、
彼の奏でる音色が
心の奥深くや霊的な心にも
響くであろうか?


しかし、残念なことに
現在という時代においては
パイドパイパーを気取った
まがい物の存在も
世の中で見かけるようになっている。

となれば、
本物のパイドパイパーに気づくのは
いろいろな意味で
「子ども」
しかいないのかもしれない。


そしてまた、
世の中の多くの人々は
パイドパイパーを遠巻きに見ながら

「あれは悪魔の使いだ」

と言ってしまって
せっかくの千載一遇のチャンスを
みすみす逃すのかもしれない・・・


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