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名乗れなくなった本物は…(ちょっと想像)

公開日: 2009年3月21日土曜日 創作話集-「ちょっと想像」


(創作話集−「ちょっと想像」) ※この話はフィクションです


いつの時代、いつの世界でも
自負心の強い者達はいる。

一方で、自負心よりも
あきらかに人を騙そうとする
ことに先走る者もいる

しかし、
全員が騙す者とは限らない

騙す者でない別の者達は、
むしろ、最初に述べた「自負心の強い者」に
該当するようである。

自分は不十分かもしれないが、
自分のできる範囲で
自分の信念に従って
人々にプラスになるように
という思いからの行動をとるらしい。

と、ここまでは立派であると思われる。

ところが、いつしか、
何らかのきっかけで
度を越した行為に及んでしまう。

例えば、「インチキ」がそうである。

そもそも騙そうとはしていなかった
はずなのに、やむをえず
出過ぎた名乗りをしてしまう。
そして、
初めは感じていた罪悪感も
いつしか、

「これも方便。
 こういうことは人のためには
 ある程度仕方がない」

と、自身を納得させるような
理由づけへと発展してしまう。

そうして、本来の思いとは外れて
しなくてもよい「インチキ」に
拍車がかかっていく、とするならば
それは相当に不幸なことであろう。



さて、ここである話をひとつ・・・



ある規格で、AAA(トリプルA)
と言われる規格があった。


これは、人々にはインパクトが大変強い
しかし、本物のAAAなど滅多にあるものではない。


そうなのだが
ある時、
誰かが、
「自分はAAAです」と宣言してしまった。

周囲は負けるわけにはいかない理由と
名乗った者がAAAなら
それと自分の能力と比較して、
自分だってAAAに相当するだろう
と、
もっともらしく自分を納得させる理由を
見つけた結果

その後、続々とAAAが名乗りを上げてしまうことになる。

そして、名乗ったAAA同士はしのぎを削って
争ってしまう。

とにかく
そうなると、
人々は本当に名乗った者達がAAAだと思ってしまう。

つまり、
人々はインチキに騙されたことになる。

しかし、名乗った者達は
「方便」とか「やむをえない」とかいって
「インチキ」とは思っていない。


そんな、ある時

AAAではなく、AAでもないが、Aに相当する存在が
やってきた。

そして、
世の中を見て仰天した!!

「AAAだって!?」

真にA級のその存在は
AAA級があふれている世の中をみて
間違いかと思い
もう一度、よくよく確認してみた

「なんで、AAAがあふれているんだ?
 自分だってAAA級の方とは接点を持ったり
 縁を持つのもとても難しいのに・・・」

そこで、
AAAを名乗っている者達をよくよく見てみた

どうみてもAAA級ではない。
AAでもないし、自分と同等のA級とも思えない。
自分が指導したB級にも及ばない
C級?
いや、D級クラスのほうがむしろ多い。

どうも、そのD級クラスどうしで名乗り合戦を
しきりに行っているようである。

真にA級のその存在は、
ことの仕組みがわかったので
それ以上騒ぐことはせずに
自分のやるべきことに
専念することにした。

AAA級と名乗って「インチキ」をすることもなく
聞かれて、名乗ってもいいかと思った時だけ
A級であることを一部の人達にあかしていた。

ところが・・・

にせもののAAA級の者達が
真にA級の存在に対して
好きになれないのか
恨みでもあるのか
「あれはランク外だ!」
と言い始めた。

彼らからしてみると
真にA級のその存在が行っていることの
価値の高さがわからなく、
したがって、彼らの常識からすると
「間違えている」ように見え、
また、
底知れない不気味さを感じたようなのである。


それもしかたがない。
本物というのは、
こわいものなのであるのだから。


しかし、
真にA級のその存在から見れば
自分をランク外という者達の方が
D級クラスで本当にランク外なのであるが、
反対に
大勢から「ランク外」と言われてしまって
困ってしまった。


そうしたある時
真のA級のその存在は
師匠すじにあたるAA級の方と
話し合う機会を得た。
そして、
自分たちが名乗れる名前が
横取りされてしまった現実にどう対処するか
指導を受けた。

真にA級のその存在は
師匠すじにあたるAA級の方から
こう聞いた

「もう名乗れる名前がない。
 インチキな存在に横取りされてしまった。
 あと残されていて
 インチキな存在が使わない名前は
 『あれ』くらいである。
 彼らが使わないのだから
 残された名前を使うしかない。
 それは
 『規格外』のあれである」

 真にA級のその存在は納得した。


 そして、
 神様をあらわすAAA級でもなく
 菩薩や大天使をあらわすAA級でもなく
 人間を高度に指導できるA級でもなく
 その部下であるが人間より遙かに高度なB級でもなく
 ・・・
 わかったふりをして、人間を混乱させるD級でもなく
 ・・・
 規格外に該当する
 すなわちZ級・・・
 ・・・
 つまり、「悪魔」を名乗ることを覚悟した。

 真にレベルの高い存在が「悪魔」を名乗らざるをえない。
 それも仕方がない。
 
 インチキな存在、間違えた存在が
 道をふさいだ結果である。

 それに、人間は
 自分たちの問題をみんな悪魔に押しつけて
 悪魔の所為にしてしまい、
 本当の悪魔の正体を知らないで、
 ただただ、忌み嫌い、恐れ、避けている。
 それは、同時に自分たちの醜さをごまかしている行為である。

 したがって、真にA級のその存在は
 時がきたら、「悪魔」と名乗り
 真実をみつめる人間、
 うわべに騙されない人間を
 相手にしていくのだろう・・・



(※この話は、参照にした事柄はあるのですが
  基本的に、書き手のフィクションです)

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