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「本当の幸せ」とは毒だった…(もしもの世界)

公開日: 2009年4月26日日曜日 創作童話-もしもの世界


(創作童話−もしもの世界) ※この話はフィクションです


「神様電話」

という電話があったという。


いや、正しくは「電話」ではない。
とある霊媒がそう呼ばれていたのである。

この霊媒は密かに評判になっていったようで、
徐々に方々から人々が集まるようになった。

そしてやがて「神様電話」と呼ばれるようになった。

しかし・・・
評判になり、あれこれと
人々の質問に答えていったものの

霊媒や背後で動く霊魂集団にとっては
それで本当によかったのだろうか?


いつも人々は、
自分の質問を
この世の最大の重要事のように
大袈裟に質問し
時には誇張してまで
自分がいかに大変であるかを
矢継ぎ早に…
機関銃のように…
まくしたてる。

そのくせ
霊媒からの前置き話には
どこ吹く風とばかりに
聞き流し、

前置きの話を聞こうとはしないで、
手っ取り早く
答えばかりを聞きたがるようであった。


そんな人々が増えるにつれ、
背後で動く霊魂集団は人々にあきれたのか

「これが最後の電話です・・・」

と、おしまいを切り出してきた。



「人々は『幸せになりたい』といつも聞いてくる。

 なるほど、それは人間であるならば
 誰もがそう思うのだろう。

 それでは、本当の幸せを差し上げよう
 しかし、
 それは実は『毒』に匹敵する道なのである。

 したがって
 簡単には、差し上げられない。

 すなわち、
 『毒』を乗り越えることが出来ないのであれば
 『本当の幸せ』は諦めるしかないのかもしれない。

 人々の人生とは、
 わかったふりをして
 目下の人間にあれこれ
 説教するけれども
 
 本当は何も理解できないまま
 寝て、食べて、遊んで、笑って、
 そして、不幸も受けながら、
 やがて、
 人生の本質について
 解決できぬまま死んでゆく
 そういう生き様である。
 どの人間も大して変わらない。
 
 そんな人生に
 果たして意味があるのかどうか
 
 そんな人生が
 どうしてもいやだというのであれば
 本当の幸せの道を差し上げよう
 ただし、
 何度も言うがそれは『毒』に匹敵する
 それを乗り越えなければならない。

 逆に言うと
 地上で何不自由なく
 安楽で過ごすことは
 払いきれない借金をますますふやすのと同じ
 いつか、返済期限が迫ってきて
 借金の重さに押しつぶされる。

 それなのに、
 このごろの人々の質問は
 『どうしたらいいですか・・・』
 ばかりで、
 答えることに意味もないように思い
 また、簡単に返事をすることが
 ただ、依存的な人間を増やすだけなので
 もう、やめることにした。

 もしかすると、まもなく、
 本当の幸せの道である『毒』に匹敵する
 あるものが、それは、
 『道』であり、『力』であるのだが、
 それらが地上に送られるやもしれぬ

 うまく受け取れればよし
 さもなくば、その、毒なるあるものは
 ただの『毒』のまま人々に作用して
 『終わる』

 人々には『毒』のまま終わるのか
 あるいは『薬』にかわることがあるのか
 どちらであろうか。

 では、
 さらばである。」


かくして、
「神様電話」は終了した。

さて、どうなるのだろう。



追記(4/27):

そこに居合わせたある人物がある書物に次の一説を見つけた

「地上に単純な幸福をもたらすために、
 高貴な御霊が来たと思うなかれ。
 単純な幸福ではなく、
 『剣』を投げ込むために来たのである。」




(※この話はフィクションです)

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