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山を下りたアーデルハイド

公開日: 2009年8月6日木曜日 ある寓話


(※この話は、すでに存在する話を読み換えた遊びです)

(霊的な事柄をあらわす寓話になれば幸いです)



アーデルハイドは(正確にはアーデルハイト)
自ら決意して山を下りていった。


山に残ったオンジは、その日のことを昨日のことのように
思い出している。


「すぐ山に帰ってくるから・・・」


そう言い残したアーデルハイドは
今になっても山に帰ってくることはなかった。



山を下りる前、
アーデルハイドはオンジと一緒に
山を中心として開けてくる世界を
少しずつ垣間見ては、素直に驚嘆する日々を過ごしていた。

そうして、
いろいろなものを山の近くで
学んでいくのかと思いきや・・・

ある日、

そのアーデルハイドも、山の下に広がっている
ゴチャゴチャした、モノでいっぱいの満ちあふれた世界に
興味を示した。

そして、ゴチャゴチャした世界の中へ
下りていった・・・


そうして長い年月が経った。


もはや
ゴチャゴチャしている下の世界に下りた
アーデルハイドを見つけるのはむずかしい。

あのゴチャゴチャした世界のどこにいるのやら・・・


残された望みは
アーデルハイド自身が
自分で再度、山を目指して
ここへやってくることくらいであろうか


耳にした話では
アーデルハイドには子供達がいるらしい。

そして
その子供達は、あろうことか
母は山を追放され、
騙されてゴチャゴチャした世界に
連れてこられた、と信じているという。


なんという情けない八つ当たりか


アーデルハイドの子供達よ
母を騙して誘惑したデーテという
存在はいないのだ。
アーデルハイドは
そのゴチャゴチャした世界へ
自分で行ったのだ。

私(オンジ)が止めたにもかかわらず・・・



実は、まもなく
オンジはこの世界を去らなければならないらしい。
その時間はそろそろ迫ってきていた。


アーデルハイドやその子供達は
山を目指して、山へ戻ってくるだろうか?


オンジは、かたわらにいた
仲のよい生き物に願いを託すことにした。


4つの足をもつ生き物よ

山の番をする生き物よ

そうそうアーデルハイドはそなたを
「ヨーゼフ」と呼んでいた。


ヨーゼフよ
アーデルハイドやその子供達が
山を目指して来るそのときのために

アーデルハイド達と山を継ぐ目印になっておくれ

アーデルハイド達は
そなた(ヨーゼフ)を見つけることができれば

より山に近づくことができる

山に近づくというのは
単に登山することではない。

真に山に近づくためには
目印や道案内が必要なのだ。

ヨーゼフよ
たのむぞ


そのときのために
待ち続けておくれ、ヨーゼフよ


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はたして、
アーデルハイドと子供達は

オンジの持ち続けた希望通りに
自ら、再度考え直し

山を目指し、
ヨーゼフを見つけ、
山へ戻ることが出来るだろうか


ああ、そうだった

実は、自分達は
アーデルハイドの子供達
あるいはさらにその子供達だったかもしれない


自分達は
山を目指して
ヨーゼフを見つけ
山に戻ることが出来るだろうか



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2 件のコメント :

匿名 さんのコメント...
石枩(いしまつ) さんのコメント...